こんにちは、すみおです。
突然ですが、ガトーショコラってしっとり濃厚でとっても美味しいですよね!
私も大好きでよく作っています。
でもガトーショコラって材料多くて作るのが難しそう・・・と思いますよね。
確かに材料が多いイメージがありました。専門学校で習ったガトーショコラも材料が多かったです。
ですが、よく考えてみると材料2つでガトーショコラが作れることに気づきました!
材料はなんと、卵と板チョコのみです!
「本当に!?」
って思いますが、本当なんです!
しかも計量しなくてもいいというメリットもあります。
「美味しくて材料2つで作れるなんて簡単じゃん!」
っとなりますが、作る工程で気をつけないといけない点はいくつもあります。
材料2つだからといって、ポイントを理解せず作ってしまうと失敗します。
寧ろ、2つだからこそ慎重にしないといけません。
ポイントをしっかり抑えてガトーショコラをマスターしましょう!
材料 (18cm丸型)
・板チョコ 4枚 1枚50g
(チョコの種類はお好みで!甘くしたければミルク、甘さ控えめならブラックで。今回は半々)
・卵 M 4つ
卵のグラムを大体の割合を覚えておくと卵の今後の計量もしやすくなると思います。
卵は1個50gぐらいです。
なので卵白は30g、卵黄は20gになります。
単純計算で今回使うのは卵白120g、卵黄80gになります。
1. 型を用意します。
最近では100均で紙の型がありますよね、私は底紙や帯をクッキングペーパーで作るのが面倒なので紙の型でやっています。
もちろん、ステンレスの型でも大丈夫です!
ステンレスの型の場合は底紙と帯を作って型にはめておいてくださいね。
2. チョコはなるべく刻んでボウルに入れておきましょう。
3. 卵白と卵黄は分けてボウルに入れます。
ボウルがそんなにない時は、卵黄は小さな器でも大丈夫です。
4. チョコを湯せんにかけます。
注意:チョコに湯せんのお湯が入らないように。
溶けないからといって熱くしすぎないように。
5. チョコが溶けたら湯せんから外し、卵黄を全部チョコに入れすぐに混ぜる。
卵黄を入れると一気に固まってくるので手早く混ぜましょう。
少し分離するかもしれませんが大丈夫です。
6. 卵白をツノが立つぐらいまで泡だてます。
このメレンゲがかなり重要です!これでもかってぐらいしっかり混ぜましょう。
7. チョコとメレンゲを合わせます。メレンゲを3分の1ぐらいとりチョコに入れて混ぜます。
混ざりきらなくても馴染んだ程度でOKです。
8. ゴムベラに持ち替えて残りのメレンゲを入れ、泡を潰さないように底からすくい上げるように混ぜます。
混ぜすぎ注意
9. 生地を型に流し込み2〜3回軽く落とすように叩いて空気を抜きます。
10. 170℃に余熱したオーブンで25〜30分焼きます。
表面が焦げやすいので注意してください。
竹串を通して下の方が少しつくぐらいなら大丈夫です。
11. 冷めたら型から外す。
気をつけるポイント!
・チョコは繊細!温度の上げすぎには気をつけて!
チョコはとても繊細です。チョコを温めすぎてチョコの状態が悪いまま使ってしまうと舌触りも悪くなり、チョコ本来の美味しさが失われてしまいます。
チョコの種類によって溶ける温度は変わってきます。
今回チョコはダークとミルクを混合しているので大体にはなりますが、45°〜50°を目安にしましょう。
っていっても、わざわざ温度を測らないといけないのは面倒ですよね。
テンパリング(チョコの温度調節作業)というものがありますがそこまでしなくても大丈夫です。
人間の温度は大体35〜36°ぐらいなので指でチョコに触れた時にどう感じるかで判断したらいいと思います。
例えば、指を浸けた時にお風呂のようにあったかいと感じたら40〜45°ぐらいだと感じていただけると良いと思います。
逆に「熱い!」と感じたら温度を上げすぎだと思っていただけると良いと思います。
・メレンゲが出来た時は素早く合わせよう!
メレンゲは砂糖を入れてメレンゲの泡を強くします。
ですが、今回は砂糖が入っていないく、めが荒いメレンゲになっています。
卵白は空気に触れると表面から乾燥してきます。
メレンゲも一緒で作って置いておくとどんどん乾燥してしまいボソボソになってしまいます。
せっかく作った綺麗なメレンゲの状態を保ったまま生地と合わせたいですよね。
なのでメレンゲが出来たら早めに生地と合わせましょう。
難しいのであれば、合わせる前にメレンゲを軽く混ぜると元に戻ってくれます。
・合わせる時に分けてメレンゲを入れる理由
チョコは油脂です。重たいもの(チョコ)に軽いもの(メレンゲ)を混ぜると、必ず重たいものが勝ちます。
それだとメレンゲを入れる意味がありません。
メレンゲは今回ガトーショコラの柱になるのでとても重要です。
なので3分の1ぐらい先にメレンゲを入れ重たいものを少し軽くする為に入れています。
あくまで柱になるためではなく、生地を軽くする為です。
そうすることによってよりメレンゲと混ざりやすくなります。
混ざりやすくなったなら生地を混ぜる回数も減りますよね。
メレンゲの泡を潰すのも抑えられるのでこの一手間を大事にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
材料2つでも大事な部分が沢山ありました。
チョコとメレンゲを合わせて焼くだけでガトーショコラができるのはとっても楽ですね。
チョコとメレンゲの扱いさえ分かっていれば本当に簡単に作れるお菓子なので、是非参考にしていただき作ってみてくださいね。