材料種類

りんごの特徴丸わかり!りんごの選び方ご紹介!

こんにちは、すみおです。

お菓子を作るとき材料を揃えるかと思いますが、実は材料により種類があり同じものでもそれぞれの特徴があります。

種類が多くてスイーツや料理などでも使われるのがりんごですね。

そのまま食べても基本どれも美味しいですが、りんごの特徴により味や食感など変わってきます。

今回は、生食や加熱して食べられるりんごの種類と特徴を10種類ご紹介します。

 

ふじ

果汁が多く、甘みも香りも豊かなのが特徴。
果肉は固く、シャキッとした歯ごたえ。
収穫時期は11月上旬で出回るのは4月以降夏場までです。
蜜が入りやすいりんごです。

貯蔵性も高く、低温だと半年以上品質を保つと言われているので、スーパーに並びやすく出荷量も多いので価格も安定していて人気のりんごですね。

ふじは歯ごたえもよく甘みもあるのでジャムなどもあいますね。
ですが、蜜が入っているとついついそのまま食べたくなりますね。

 

サンふじ

「ふじ」を袋かけせずに育てたもので果汁が多く甘みが強いとされています。
「サン」は太陽の「san」ということで、たくさん太陽を浴びたりんごということですね。
袋をかけずに作っているのもあるため皮が多少荒れているので色などの鮮やかさはないものの、甘みや果汁は多くコクのある味になりますね。
収穫時期は11月上旬でこちらは貯蔵性が低いので出回るのは年末から3月までだそうです。

 

早生ふじ

味は「ふじ」とほとんど同じで、収穫が1ヶ月ほど早い。
収穫時期は9月下旬から10月中旬になります。
早生ふじは総称で品種名が「ほのか」、「ひろさきふじ」「紅将軍」などあります。

早生ふじは熟すぎりぎりまで木にならしているそうで、美味しくなってから味見をして収穫しています。

天候により収穫時期がずれることもあるそうです。
サンふじなどに比べると甘みが少し劣るそうですがふじとほとんど変わらないそうです。

 

紅玉

強い酸味と滑らかな舌触りを特徴とするりんごです。
日本においては、明治時代初めに導入されたが、第二次世界大戦後は甘みの強いりんごに押されて生産量を大きく減らしたそうです。

そのまま食べるのは酸味が強いのでなかなか好まれないかもですが、アップルパイなど製菓用にするなど需要が増えているものになります。

実際に私もりんごをつかうお菓子ではよく使用します。
酸味が強い分、煮詰めると酸味も残り甘さもあり、煮崩れもしにくい為、スイーツには欠かせませんね。

収穫時期は長野県では9月下旬頃から、青森県辺りでは10月上旬辺りから始まり、市場には春先まで出回ります。
出荷ピークは10月から11月上旬頃で旬となります。

 

つがる

果汁が多く、酸味が少なく甘みが強いのが特徴。
収穫量はふじに次いで2番目に多いのでスーパーなどに沢山並んでますね。
収穫時期は9月の初旬頃から下旬ごろまでで出回るのは9月中旬から10月中旬ごろまでとなります。
果肉はやや硬く、多汁ですが、香りがやや弱く感じます。
つがるは「紅玉」を交配し生まれたので、酸味も強いのが特徴です。

 

ジョナゴールド

甘酸っぱくて香りが良く、果肉はかためなのが特徴。
収穫時期は10月中旬から下旬までです。

紅玉の交配種でやや酸味は強いが甘さも十分ありコクのあるまろやかな酸味が楽しめます。
生食はもちろん、調理用にもおすすめです。

手に取っただけでもジョナゴールドのいい香りが漂いますよね。

 

陸奥(むつ)

大玉でピンク色の果実は外見の良さだけでなく味や香りもいいので、進物用として人気があるりんごです。

果肉は黄白色でサクッとした歯ざわりが感じられる固さ、甘酸っぱい適度な酸味と独特な香りがあり食味に優れたりんごです。

ただし、きめが粗く焼きリンゴやアップルパイなど加熱には向きません。

収穫時期は10月下旬です。

 

世界一(せかいいち)

名前の通り大きいことが特徴で小さいものでも350gぐらいあります。
大きめのもので500から600gほどになります。

果肉はかためで甘味の中にほどよい酸味もあり、果汁を多く含んでいて食用としても良好です。
大きすぎると日持ちがやや劣ることがあるそうです。

ジャムやコンポートにするのもよいとされています。

収穫時期は10月中旬です。

 

王林(おうりん)

「りんごの中の王様」という意味を込めて命名されたそうです。

黄緑色のりんごの代表格とされており、酸味が強く香りも芳醇なのが特徴です。
果肉はきめ細かく、果汁が多いものになります。
そのまま食べるのが最適で、ジュースにするのも良いと思います。
ですが、ジャムやお菓子で仕様はあまり向いていないようです。

収穫時期は11月上旬です。

 

金星(きんせい)

鮮やかな黄金色のりんごで表面はなめらかです。
果肉はち密で、酸味が少なくとっても甘く香りがいいのが特徴です。

見た目は梨に似ていますね。

バランスが良いので上品な味わいなので生食で食べるのがオススメ。

収穫時期は11月上旬です。

 

りんごは便秘にいい!

りんごに含まれるペクチンには腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の活動を抑える働きがあります。
便秘などを解消し、予防へと繋がります。

乳酸菌が豊富なヨーグルトと一緒に食べるとペクチンの働きはさらにアップします。

そのほかにもりんごペクチンは体に良いのでりんごは積極的に摂取したいですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

りんごにはそれぞれ特徴があり、良き不向きがあります。
ほとんどが生食で食べられるものでしたが、中には調理用で加熱し良さを引き出すりんごもありましたね。

そして体にも良いとなると、毎日食べたくなりますね!

それぞれ、好みがあると思いおますので、自分に合ったりんごを食べてみてください。

そして、スイーツで使ってみると意外と違いがはっきりわかるぐらいまで変化が出ることがあるので試してみてください。